う~ん。だるい・・・。

頭も痛い。

そう思って目が覚めた。



エ―――――――――――――ッツ!




私の顔の隣に・・・

高瀬の顔があった・・・



本当の意味で目が覚めた。



何?どうしちゃたの?

状況がつかめない。


なんで・・・高瀬がここに?


目が覚めたら高瀬の腕の中だったのだ。


昨日は・・・昨日は・・・


思い出そうとする。




そうこうしてるうちに高瀬が目を覚ました。



「おはよう。」


高瀬の顔が・・・まだ目の前にある。



どうしよう・・・何てこと・・・。



目をギュッとつぶる。



夢だ。


これは夢だ・・・

片目を開けてみる・・・

いる・・・高瀬が・・・


「どうした?」

回された高瀬の腕が解かれる。

高瀬が半分起き上がった。



ひえ~~~~



高瀬・・・裸だ。


自分のこと確かめるのも・・・怖い。