少しずつ目を開けると
目の前にいたのは母さん



じゃなくて美海?!



はいぃぃぃい?!



しかも近いし!
朝から心臓に悪い



それに美海のこと見返すと今日はなんか違う



一言でまとめると可愛い
いつも可愛い美海だけどいつも以上に可愛すぎる



「たまには起こしてあげようと思って!


しかもなに?」



いや、そんな上目遣い反則でしょ



しかも首傾けちゃって
うわ〜、
顔が暑い
燃えそう



俺はさっと目をそらして
「なんでもない」



それだけいって
洗面所へむかった



可愛いとか
素直に言ってあげるべきなのかもしれないけど



素直になれないし
今さらそんな言葉俺に似合わない気がする



とりあえず顔を洗って
心臓を落ち着かせる



あのまま部屋にいたら
俺美海に何するかわからない



俺の理性なんかよわっち〜んだから