ケータイ小説 野いちご

同じ歩幅で ~恋、してますか~

ずっと一緒に【完】




「はぁ・・・もう春やな」



幸せのため息。


見上げた木には、桃のつぼみがいっぱいや。




「春になったら、お花見でも行きません?」




美知さんから誘ってくれた。


私は、ドキドキする胸を自分の手で押さえてみた。




寿命、縮むかもしらん。



いや・・・きっと伸びる。





もっと生きたい。



もっと楽しいことしたいって思えるようになったから。






「ぜひ、お花見行きましょう。夏は、花火大会・・・秋になったら紅葉でも見に行きましょう」




調子に乗って、いっぱい誘ってしまった私の顔を美知さんはにこにこしながら見てくれた。



「ええ、いっぱいデートしましょ」




美知さんの笑顔は最高や。





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