ケータイ小説 野いちご

同じ歩幅で ~恋、してますか~

てんぷら




ホワイトデー当日が来た。





約束の30分前に本屋に着いてしまった私は、読みたくもない雑誌を立ち読みしながら何を話そうかと考えていた。




携帯が鳴った。




俊からやった。




『おじいちゃん、今日やろ?頑張ってや!!ちゃんと好きって言うんやで』




「お前も頑張れよ」




不安が一気になくなって、気持ちが楽になった。



何を話そうとか、どう気持ちを伝えようとか考えるのはやめた。



その時、感じたことを口にすればええんや。


目の前にいる美知さんと美味しいもの食べて、その時間を楽しめばいい。







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