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扉を開けた。





最後の部屋。



そこには、誰もいなかった。




長い時間、待った。





しかし、誰も来なかった。









私は、いつの間にか寝ていた。







そして、気付いたら、自分の部屋にいた。





悪い夢だったのか、

悪い現実だったのか、


確認しなくちゃいけない。




私は、まだ夜明けまでは遠い街の中に身をを投じた。


せめて、夢であれと、願いながら。























ーーーーーーーー松高 楓・生存
            勝因『盲信』