ケータイ小説 野いちご

溺愛 連載中

第一章 小612歳 中2 14歳
2月

in 学校 Time 正午

はあ・・・アタシは小さくため息をつく。
あの出来事があって約2週間。

岡崎に抱きつかれたとき、はっきり言って頭は真っ白でパニック状態。
とっさに突き飛ばして、アタシは真理奈を置いて帰った。
家に帰ると真里菜からメールが来てて、

『どーしたの?調子悪いの?!』とメールが来てた。
アタシは『大丈夫だよ、ごめんね。』としか送れなかった。

とても・・・岡崎のことは聞けないよ・・・。

それから2週間岡崎とは話すどころか、目すら合せない。
隣の席なのに、なんか岡崎が遠いよ。

「まだ、話してないの??」真理奈がお弁当を食べながらアタシを見つめる。

「う、うん・・・。」

「早く、返事してあげれば??」真理奈にはすべて話している。

「うん・・・。」アタシはご飯粒を箸でつまんでまた落としてを繰り返した。

そんなの無理だよっ!

Time 放課後

「はあ・・・。」

「あのさ、俺と一緒に帰るのが不満なわけ?」圭が不満そうにアタシを睨む。

「違うよッ!ちょっと悩んでただけだよッ!」このまま話さずに進級したくないよ。

「ふーん、こっちむけよ。」

「え?むぐッ!」圭にイキナリ口に突っ込まれたのは・・・甘い?

「あ、キャンディー??」アタシは口を押さえる。

「由紀は小さい頃からキャンディー好きだからさ。悩んでるなら糖分補充しとけ。」・・・なんか圭、アタシのお兄ちゃんみたいだよ、身長以外は。

「あ?何か言ったろ??」わッ!ばれてるしッ!

「何も?!てゆーか学校にお菓子持っていっちゃだめだよッ!」アタシはびしっと人差し指を圭に向ける。

「たまたまポケットに入ってただけだし、お前は俺の母親??」ぷっと笑われる。

「うるさいッ!あ、ねえねえ、久々に公園に行こうよ。」アタシは圭の手を引っ張る。

これじゃ、近所の人がみたらただの姉弟だね。


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