『記憶 ―惑星の黙示録―』

記憶シリーズ第3弾。
5月2日完結致しました。


主人公は、奈央。
砂漠のエピに少し登場する彼女のその後のお話。

意地っ張りで強がり。

過去の出来事から「甘える事」が出来なくなってしまった彼女は、灰色現実でがむしゃらに働いていました。

私は強いんだから。
一人でも平気なんだから。

でも心はいつも苦しくて…


気が付けば、

目の前には、青く澄み渡る空。
眼下には、雲海。

急に現れた男の子には「ここは異世界」だと言われ、そこは現実では考えられない常識を破った世界。
心の中を読まれてしまう世界。

どこかも分からない、
これは夢なんだ…

不思議だらけのまま話は進んでいきます。


主人公に対をなす「登場人物」は、お調子者のいつもヘラヘラした軽い男。
彼女は、彼が嫌いでした。

しかし、うわべの自分を見つめながら…相手の本質にも気付いていく。
彼は………。


舞台は、どこなのか。
今回は終盤まで明かしません。


自分は何をしに来たのか。

彼は「洗礼」を受けに行くのだと言い、この世界を案内します。

洗礼って、何…?


風の様に空を飛び…
旅の途中、「ある街」で同行する仲間も増えます。