時計の秒針は、ゆっくりと・・・・・・・・確実に・・・・・・・・12を目指し決まったリズムで近付いている。




「・・・・・30秒経過・・。」



"チク・・・・・・・・・・・・タク・・・チク・・・・・・・・・・・・タクチク・・・・・・・・・・・・タク・・・チク・・・・・・・・・・・・タクチク・・・・・・・・・・・・タク・・・チク・・・・・・・・・・・・タク"



「・・・・45秒経過・」





"・・・・・・・・ドン・・・・!?"



「アァァァー!」




"・・・ザッブゥーン!!"






"はい、お仕事完了いたしました"



"ありがとうございや〜す。彼も"同業者"だったんですが〜・・・・・この仕事はこっちの世界では貴重でしてね〜・・・・・すこぶるっ!儲かるんすよ〜。
最近客が流れちゃっててねぇ〜!
まぁ・・お互いに"似てる"ようでいて、"全く違う"ような仕事ではありますがぁ〜。あなたも分かると思いますがぁ〜、やはり同業者は少ない方が〜儲かるんですよぉ・・・・、へへっ。
ともかく、高い金出した価値はあるね〜!ありがとうございや〜す、ホント。残りの金は指定の口座に振り込んどきや〜す。殺し引受人さん改め、殺し屋さん"



"はい"