「おやすみなさい。明日香さん明日から稽古頑張ってください。」




今私に微笑みかけている人は沖田総司。私が多分唯一心を開きかけている人だと思う。





「おやすみなさい沖田さん。はい引き受けたからには精一杯頑張りますよ」





私がそう言うとまた少し微笑んで布団に潜った。この柔らかい微笑みは何だかとってもホッとする。





私は沖田さんの寝顔にもう一度「おやすみなさい」と言い布団に潜った。