ケータイ小説 野いちご

憂鬱な姫君 (姫シリーズVol.5)

第1幕
今日までのこと

今日も一日が終わった

私は下駄箱からお気に入りの靴を出し、そっと床に置いた

「東野さん、今帰り?」

そこに声を掛けてきたのは、クラスメイトの堀君

私が唯一、話す男の子

別に私があえて話さないわけじゃない

相手にされていないだけ

だってね…

私、ダサいもん

地味とかいう域を遥かに越えて、かなりダサいんだよね



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