次の日の夜、私はボーッとしていた


要先輩…



要先輩はああいってくれたけど、私先輩に酷い事沢山言ったんだよ?


そんな私が要先輩と花火大会にいく資格なんて…きっとない


そこにピンポーンと玄関のチャイムが鳴る


「はーい。」


親がいなかったので、慌てて出るとそこには雅紀が立っていた


「雪ちゃん、迎えにきたよ。」


「あ…、雅紀。」


「浴衣じゃないんだね、残念。
さっ、行こっ!」


雅紀は私の手をつないで、外に連れ出す