あれから拓斗が忙しいのは変わらないけど、結構順調でもう3ヶ月が過ぎた。


そして今日は土曜日



拓斗は仕事なので、
家でのんびりしようと思っていたら携帯がなった。




「もしもし。…お姉ちゃん?どうしたの?」


電話はお姉ちゃんからだった。


『ごめん愛莉!会議の大事な資料忘れちゃって…。家に無い?』



リビングに行き見渡すと、テーブルの上に大きな封筒があった。



「あったよ。封筒でしょ?」



『そう!!…持ってきてくれない?』



「え!?」



お姉ちゃん達の会社は家からわりと近い。


歩いて15分くらい…。



『お願いよ~!!愛莉!!』



「…わかった。今から持ってくから!」



『ありがと!7階の第1会議室に持ってきて?それじゃ』



それだけ言うとお姉ちゃんは電話を切った。