ケータイ小説 野いちご

10代の恋

あの頃の私

家庭の事情で
中学から隣町の学校に
通い始めた。
私にとって
中学は大人しく
生活したかった
だけなのに…

偽りの自分は
すぐにバレた…
ダテ眼鏡に
スカートも長くして
みんなが
距離をおく
演劇部に入って
今までの
生活から離れたかっただけなのに…

ねぇ!
しょうたって
知ってるだろ?
俺.友達なんだ!
てかお前.
なんでそんな
カッコウしてんだよ!?


(ばれた…。)


話聞いてたけど.
お前.夜は街にいるし
年上とつるんでるから
何でもしってんだろ?


は?
みんなと一緒だよ。


お前さ.
年上とつるんで
いけないことしてんだろ?


(何もしてないよ。
確かに.年上とは遊んでるけど…)


まぁいぃや!
そのうち.
わかることだし。


(…。)

大人しくしたかったのに
私は.結局今までとかわりなく過ごすことになってしまった…


あぃちゃん!
付き合うなら.
りょう君と
けん君どっちがいぃ?


?。
りょう君かな?


まじ!?
俺!?本当!?
付き合ってくれる?
こんな告白の仕方へんだけど.好きだったんだよね!


いぃよ.別に。


こんなやり取りが.
私にとって初めて.彼氏ができた始まりだった。



ただ一緒に帰るだけの.
健全な中学1年の恋愛だった。

付き合ってることすら忘れるくらい普通の生活…
気がつけば7ヶ月。

恋愛ってこんなものなのかな?疑問になってた。


私にも
原因はあったと思う。
同級生とつるむより.
年上と遊ぶ方が
楽しかった。


小さい頃から.
夜の世界にいた私は…
大人に愛想振りまいたり.1人で街を散歩して…
ゲーセンで年上とつるんでた。


中学では.
知った人がいないから…
生まれ変われるって思ってた…

だけど…
やっぱりムリで…
居場所を探しては.
大人の世界にいた。


いつからか.
私は彼氏をつくれば
孤独にならないって思ってた。



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