月日が経ち、詩桜も少しは言葉が話せるようになった。 普通それは喜ばしい事なんだけど・・・・ 「パッパ!…パッパ!」 ハイハイをして一生懸命に琥宇桜のあとを追う詩桜。 「ん〜?どうした詩桜」 琥宇桜は足元で両手を伸ばしている詩桜を抱き上げる。 琥宇桜に抱っこされている詩桜はそれだけで大喜び。 ・・・・・つまんない。 .