「そろそろ帰ろっか。」 トランプしたり、お菓子を食べたり、 罰ゲームで踊らせれたり、鬼ごっこで走り回ったり… 色々して疲れた沙弥は、そう提案した。 「…そうだな。さすがに疲れたわ。」 と、金石も同意する。 水華や木本も、疲れた様子でうなずく。 「じゃあ…」 沙弥がそう言いかけた瞬間、 校内にたくさんの悲鳴が響いた―――…