総務部の代表が招かれるパーティーの案内状が届いた。


俺の一番かわいがっている部下の相川が教えてくれた。



「このパーティーには、毎年女性社員を連れていかなきゃいけないんですよ~!荒海部長になら、誰でもついてきますよ。選び放題じゃないですか~!」




「あほか、お前!!」




彼女ができたばかりの相川の頭を叩き、隣にいる彼女にごめんと謝った。



この相川、かなりのイケメンで、とにかく爽やか。


もし、彼女がいなかったら俺は嫉妬してしまっていたかも知れない。



山口とも仲が良さそうだから。