無情にも運命は歯車を廻す。





―――カラカラ、と…





休む事を知らない歯車は





小龍沢に新たな絶望を贈る。





黄昏に染まる政都に
憎しみが、2つ……。





嵐すらも飲み込む感情。





憎しみの底は、誰にも見えない。