あたしたちは教室の黒板に張ってある席順を見た。


あたし1番後ろの1番端っこやん・・・
目悪いしあんまり見えへんやんかぁ~。


南は・・・
最悪・・・
めっちゃ離れてる・・・。


キーンコーンカーンコーン

ガラガラ


チャイムと共に先生が入ってきた。



うわぁ・・・禿げてるし。
隣をみるとその男の子も笑ってた。


すると目が合った。


「はじめまして。あたし荒木沙亜里。」
「俺は佐々木優輝。優輝って呼んで!」
「うん!あたしも沙亜里でいいで。」
「わかった。」



ちょっと悪そうやけど結構いい人!