「で、どうだったの?先輩との屋上デートは??楽しみにしてたくせにさっきからため息ばっかついて。」



なんとか昼休みを切り抜けてもぅ掃除の時間。

皆が掃除をしてる中、美羽が腕をくんで聞いてくる。



「ため息なんて、ついてた??」


「うん。沢山ね。」


はぁー…気付かないうちにため息なんてついてたんだ。。



「まぁ、楽しかったよ?屋上には先客がいて結局いつもの理科室で食べたけどね。」



「へぇ、こんな寒い時期に屋上行くなんてどっかのバカップルだけかと思ってたわ」



…カチーン

「どぉーせ?バカップルですけどぉ!?」



「ぷぷっ。やっぱ桜の反応いいねっ」


バンバン机をたたきながら爆笑する友人。







「ってか、そぅ!アタシ、美羽に聞きたいことがあったんだよっ!」