ケータイ小説 野いちご

鈍感彼女と無口な彼氏

第二章「彼氏の悩み」
美緒side



「ひかるーっ!おはよ」




「おはよう。美緒」





私は教室に入った途端、廊下側の席に座って本を読んでいる女の子に駆け寄った。




この女の子は安藤光。


肩までのストレートな黒髪に、モデルのような整った顔をしている。





本を読むのが様になってるよねぇ。




そして、私の大親友♪










「今日も朝からご機嫌だね。いい事でもあった?気持ち悪いわよ」



今、軽ーく酷いこと言いませんでした?


き、気のせいだよね。



「あっ分かる〜?もう、毎日幸せだよ〜。だって、飛鳥といるだけで幸せだもん♪」





「あっそ。」


「冷たっ!」




自分から聞いてきたくせに冷たいよぉ〜。(泣)



みんな気付いたかもしれないけど


そう、光って毒舌で酷いことを言う子なの。


でも、本人には絶対に言えないの。



私が…酷い目にあうから…







< 9/ 193 >