―珠姫―

「ッあーーーー!やっと帰れるー★+*」
『珠姫!』
「椿ー!」

『ごめん!涼斗クンと話してたら遅れちゃった』
「えッ?椿…もうそんな仲良くなったの?」

『うん!涼斗クン優しいよー!』
「うそぉ!!あたしには、いきなり呼び捨てするは…最悪!!」
『そんな呼び捨てするような子じゃないと思うけど…』
「…ッ!とにかく!あいつの話しないでよ!」

『……変な珠姫。』


「じゃ!椿!明日ね★」
『うん。。。バイバイ!』



「ただいま!清爺~!!」
『お嬢様!お帰りなさいませ。』
「清爺。お金…もらってきてくれる?あたし先に部屋言ってる★荷物の整理したいし」
『それが…涼斗とかいう男の子が…手伝ってくれましたぞ。運ぶの…お嬢様のお隣の部屋に今日から住み込むみたいだす。』

―…はぁ??涼斗って…あの??
「爺…一体何がどうなってんの。?」

『私にもさっぱり…それと涼斗様は。お嬢様のお隣の部屋で、その部屋にだけ…隠し扉があるらしく…それをご主人様がはずされて…今はひとつの部屋になっているらしいんです。』
「隠し扉ぁ?なに?意味不明!」