そんな感じでその他に1週間で6人も殺してしまいました。

今までのも合わせると、全部で11人です。
皆さん。11人と聴いてしっくりきますか?
来ない筈です。数えてみて下さい。
父、母、警察2人、その他6人。計10人です。今からその謎を教えましょう。と言っても簡単な事です。

今言った人数は『人の数』です。『何匹』という選択肢は入っていません。

そうです。

そうなのです。

最後の1人は『匹』なのです。

父に買って貰った大きいクマの人形を少女がたわいも無く包丁で刺している時、人形から出てくる筈のない『汁』が出てきたのです。
そう。血です。

この小説を見て『え?もしかして本当のクマ?』と思う人は馬鹿かも知れません。

そんな訳無いでしょう。、と言いたい所ですが、小説は想像力で出来ています。
読む側の想像は大切な事です。なので今の言葉は取り消して、そのクマの正体は、ご想像にお任せします。自分でお考え下さい。