ケータイ小説 野いちご

イケメン★ハーレム

第二章
デート

あの、トイレでの事件(?)以来、鈴木さん達は手を出してこなくなった。


まあ、確かに学園の王子様と仲良い…のは誤解だけど、そう見えるって事は大変なんだなあ。



「あんた、彼女とかいたの?」


と、変態に聞いてみる。


変態はキョトンとした顔をして、手に持っていた教科書を机に置いた。
休憩時間に教科書開くって事は、予習してるのか。


「いたりしたけど、一週間以上続いた事無いね」


「へー、飽きちゃったの?」


「…いや、振られる」


「………」


やっぱり、鈴木さん達が関係してるのかな。


沢尻くんは、お尻目当てで付き合って、納得いかなくて別れたとか言ってたから、そんなに長く付き合ったりしてないみたいだけど。


「なになに? 気になるの?」


「別に、聞いただけ」


「これ以上は答えられないな! どうしても聞きたいなら、この瓶にー…」


「誰も聞いてねーよ」


そう言って言葉を遮ると、変態は悲しそうな顔をして教科書を開いた。



そっか…。コイツも、女の子と付き合ったりしたんだ。


まあ、そりゃそうだよね。
変態だけど、イケメンだし。

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