ケータイ小説 野いちご

俺の女

初めての女





『あ〜!!この靴下!穴開いてるやん!!』





…部屋で朝からドタバタやってるあたしは恋嘩。


今、高校1年生になったねんっ☆





『恋嘩ー!急がんと遅れんでー!!!』





玄関の方から聞こえてくる大人っぽい声。



片足でぴょんぴょん跳ねながら靴下を履いてその大人っぽい声の主に答える。






『ん!待ってぇ〜!』





―――ガチャッ。





『まーだそんなことしてるん?(笑)』





この子は、あたしの親友の美蘭(ミラン)♪



小さい頃からの幼なじみで、わけあってずっと一緒に住んでるねんっw




美蘭は、あきれたように笑って、恋嘩のかばんを手に取った。





『さ、行こっ!』

『うん!!』





そして2人で歩いて、学校へ向かった。



学校までは歩いて15分くらい。



めんどいけど…歩いていったほうがゆっくり景色も見れるからいーねん♪






『…あたしらも高校生かぁ〜』





遠くを見るような目で呟く美蘭に、ほんまやなっ♪っと返す。



お互いに、出逢ったときのことを思い出しながら、学校への道のりを2人で歩いた。

< 6/ 321 >