ケータイ小説 野いちご

オレンジの空は今も

馬鹿

高校卒業後、あたしたちは大学へ進んだ。

加奈は本命校行きが叶わず、イケメン揃いというだけで選んだ大学と、あたしと同じ女子大、そしてお嬢様系大学の三つに合格したけれど、結局あたしと同じところに落ち着いた。


もともとあたしたちよりも遥かに勉強のできる宏人は、本命の電機系大学にすんなり合格した。


もちろん、あたしは宏人と一緒の大学へ進んで、ドラマのようなキャンパスライフを送ることを夢見ていたのだけれど…、そこに入れるわけもなく、

それに電機のことなどまるでオンチなので、渋々あきらめて辛うじて引っかかった今の女子大に進むことにした。






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