『砂嵐のいたずら』を最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
ちょうど、1ヶ月で何とか書き上げることができました。

このお話に登場するマナのモデルは、私の従兄弟の子供達(女・10歳、4歳)です。
現在カナダ在住、マナと同じように祖父母はオーストリア人、日本人、中国人といるので、人によって、話す言葉を変えます。

この子には、今年の夏、日本に来た時に実際話をしましたが、流暢な日本語を話し、普通に通じていました。

私達がいくら外国語をマスターしようとしても、なかなかうまくいかないのに、この子達は環境で自然と身に着いてしまうのですから、うらやましいなと思ってしまいます。

このふたりの子が大きくなったらマナのようになるかはわかりませんが、成長を遠い日本から見守っていけたらいいなと思っています。



お話の中で、マナを訪ねてカナダに来たチャールズと大学に行く場面は、私の体験談です。

かなり昔の話ですが、マナのモデルになった子の父親がUBCの学生で、私がカナダを訪れた際に連れて行ってくれました。そこで、日本人観光客と遭遇した次第で…マナと日本人観光客とのやりとりは当時の出来事をそのまま再現しました。

さて、チャールズの正体、どなたか当たった方はいらっしゃいましたか?
もし、なぁんだとがっかりだったらごめんなさい!!!


本当はクリスマスまでに書き上げたかったのですが、間に合わず、ちょっと悔しいですが、無事に完結できて良かったと思います。


いつか、マナ&チャールズの続編が書けたらいいかなと思っています。

最後までお付き合いくださって本当にありがとうございました。

心より感謝いたします。

最後の最後におまけで、その後のふたりをちらっとごらんください…



2008.12.26


かざま 奈央