【次の日】 昨日泣いたせいか、わたしの目は腫れていた。 それをみた葵とゆーくん。 「ちょ、藍どうしたの?!」 「あおい…」 ぎゅっと抱きしめてくれた葵。 特になにを聞くわけでもなく、ただただ背中をさすってくれた。 「藍、俺と話しよっか」 連れてこられたのは空き教室。 適当に椅子に座れば、ゆーくんが隣に座る。 「…春樹さんのこと聞いた?」