「わー久しぶりだぁ〜」

「本当だなー」

ナツは不思議そうに僕の顔を見た。

「何じろじろ見てんだよ?」

「うーん、何でもないよ」

そう言ってナツは笑った、僕は久しぶりにナツと会って嬉しさを隠すのに必死だった。

そして僕達は懐かしのパンケーキを食べた、久しぶりのナツと食べる久しぶりのパンケーキはもちろん美味しかった。

「やっぱり美味しいね、このお店のパンケーキ」

「うん、美味いな」

パンケーキを食べ終え、僕達はお店を出た。

「帰ろうか、また〇〇に会えて、嬉しかったよ」

「え……またて?」

「あ……何でもないよ、また明日ね」

「うん、また明日ね」

何だか昔のナツと違う感じだったなぁ! 転校しないのもそうだけど、まあ転校してもしなくても僕はしばらくナツにあえるんだけど、何だかナツじゃない感じだったな、帰りもまた会えて嬉しいなんて、昨日も学校で会うのになぁ? 

まあ13年の昨日生活でナツとの再会が1番嬉しかったな。