バスから降りる時声がした。
「またな!」
私は今、改めて縁を切ったのだなと実感した。
だって、あいつが女子と笑顔で話しているから。
未練がある訳では無い。でもなぜか少し胸がドキッとした。

あいつと付き合ってる時、毎日楽しかった。
でもずっと楽しい訳では無い。
あいつの女絡みが多いから嫉妬してしまうのと、たまにあいつが嫌なことを言ってくるから。
それにあいつは、付き合ってるというのに、私が好きだと言っているというのに別の子の話しかしない。
わざと嫉妬するようなことを言ってきて、私はどんな思いだったか。
腹立たしさと、悲しみでいっぱいだった、

本当に好きだった私は辛かった。