あらたがあたしの前から消えて、3ヶ月が経った。 季節は変わって、あらたと一緒に過ごしたかった夏になった。 春夏秋冬を、あらたと感じたい。 そんなささやかな夢も、叶わない。 今頃あらたは、愛しい人と一緒にいるのだろうか。 どうかせめて今、あらたがシアワセでありますように…。 そんなあたしの願いなんて、あらたには必要ないのかもしれないけれど。 それでも願わずにはいられない。 あらたはあたしにシアワセをくれたから。 .