ー時田 昴side
「だから、知らないって言ってんだろ
名簿は組長が管理してて、ルートも詳しく知らないし指示貰うだけでどういう算段で決めてるのか知らねーんだよ
この間警察に見つかって、妨害くらったんだ。オタクらの方が目算着いてんじゃないの?」
22時前に警察署に来てから2時間
ずっと同じことばかりだ
手錠を避けて腕時計を見ても、前に見た時から10分しか時間がすぎてない
薬物のルート、取引相手、シノギ
全部聞き出そうとしてきやがる
ナルは俺にすら情報を教えなかった
いつも場所と時間だけ教えられて、俺たちが取りに行くだけ
「だから、知らないって言ってんだろ
名簿は組長が管理してて、ルートも詳しく知らないし指示貰うだけでどういう算段で決めてるのか知らねーんだよ
この間警察に見つかって、妨害くらったんだ。オタクらの方が目算着いてんじゃないの?」
22時前に警察署に来てから2時間
ずっと同じことばかりだ
手錠を避けて腕時計を見ても、前に見た時から10分しか時間がすぎてない
薬物のルート、取引相手、シノギ
全部聞き出そうとしてきやがる
ナルは俺にすら情報を教えなかった
いつも場所と時間だけ教えられて、俺たちが取りに行くだけ