ケータイ小説 野いちご

天空の姫Ⅱ ~二人の皇子に愛された娘~

第一章
再開

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【人間界】


月影が出かけてから二日目、私は当然のごとく暇だった。


家から出るなと言われても何もすることがない、外にでて家の周りをふらふらと歩くも大して時間はつぶせなかった。


昨日はいつも色々と世話してくれる月影のために饅頭を作ってみた。


月影の作る物に比べれば劣るがそんなに酷くない味だと思う。


しかし今日はさすがに暇だ。


饅頭をこれ以上作るわけにもいかないし…。


「そうだ!!」


月影は薬屋よね!私、薬はつくれないけれど売ることくらいはできるわ!


薬棚に行くとすでに次に売る薬たちとその効果が詳しく書かれた紙が置いてあった。几帳面な月影らしい。



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