ケータイ小説 野いちご

貯金500万円の使い方

舞花のお金の使い方1.好きなものを買う




「好きなものを買ってもいいの?」


 お金の使い方として、基本中の基本だ。

 小学生らしい思い付きだったと思う。

 僕たちは大きくうなずいた。
 
 ある決意をして。


__どんなものを欲しがっても、決して口を出さないこと。


 それが、僕たち夫婦が決めたルールだった。
 
 舞花の選ぶものが、僕たちにとってどんなにくだらないと思うものであっても、それが無駄遣いだと思っても。

 何を買うかは舞花に決めさせる。



< 6/ 125 >