ケータイ小説 野いちご

愛しの彼に溺愛~石油王の場合~

束の間の幸せ

「ただいま」
「おかえり」


そう言うと必ずアキさんはお出迎えしてくれる。
なんだか甘酸っぱくて、新婚って感じがしてくすぐったい気分になる。

あれからアキさんは遠慮がなくなったというか、何でも私に伝えてくれるようになった。


「今日は鮭のムニエルだ。適当に作ったから味の保障はしないが…」


不安そうに言うアキさんだが、アキさんの作る料理はどれも絶品だ。

アキさんに出来ないことはないの!?っと躍起になって探したいくらい。
実際に探そうとしたら怒るよりも意地悪してくるだろうな…。

うわ。簡単に想像できる。


「アキさんの料理は絶品だから大丈夫!着替えてくるから少し待っていて」


ただいまのキスをし、リビングを通り寝室に入る。
ルームウェアに着替え美味しいご飯があるリビングに向かう。

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