ケータイ小説 野いちご

もし明日、世界が「 」とするならば。

温かい場所






「ねぇこの学校にSo-yaに似てる人が来たんだって!!」


「吹部の先輩が声も顔もそっくりだったって言ってた!」


「それ絶対So-yaじゃん!なに、なんかの撮影!?」



ひょぇぇぇえええ~~~!!!


全然バレてるよそーやさんっ!!

昨日だ、絶対に私を探しにわざわざ高校まで来ちゃったんだあの人…。



「てか金曜、急遽生配信中止になったし!何してんのよSo-ya!!」


「でもそんなところも好きぃぃぃ~~~」



金曜日……。

はっ…!!私を助けてくれた日だ…!!

そうだ、確か実写PVが公開されたから配信がどーのこーのって言ってたよーな…。


oh……確実にそれは私のせいだ…。



「生で見てもやっぱ超格好よかったって!!」


「やだぁ~私も会いたかったぁ~~!!」



出回っちゃってる出回っちゃってるよ噂が…!!

今頃すっごく大きなくしゃみしてることだ…。



「あれ?莉央、どこ行くのよ。駅こっちよ?」



うげ……。


今までと逆ホームに向かっていればそりゃ水ちんだって言ってくるに決まってる。

学校生活はなんとかクリアしたとしても、こーいうところに問題は小さく出てきてしまうのだ。




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