「みーちゃんの友達、いい人だったな〜!」

私と翔太くんは、シェアハウスパーティーの片付けで一緒に皿洗いをしていた。

「だよね。」

「うん!
みーちゃんにあんないい友達がいて良かった。」

翔太くんは、いつもの天然さで真希達を笑顔にしていた。
真希は、『尊すぎる。』と見惚れていたけど…。


「僕の友達も、紹介しなきゃ。
みーちゃんの事、知って欲しいし。」

えっ!?
翔太くんの友達?
芸能人とか……。

「なんで私のこと、知って欲しいの?」

「だって…

翔太くんが、水を止めた。そして


「愛おしいから。」

そう言って、次は肩だけじゃなくて全身をやさしく、包み込むように抱きしめられた。