フラッシュバックっする記憶はとても痛くて、ストレスからくる体の異常は全身の震えをもたらす。誰が悪いのかと問いただせば、どっちもどっちだと周りの者たちも口をそろえる。本当にそうなのか?と自問自答すればそうなのかとあきらめににた溜息が自然と漏れるあたり俺はあの日の出来事に納得をしていないのだろう。

 中学卒業をまじかに控えたある日の放課後。俺は聞きたくもないし、知りたくもない事を知ってしまった。