『本当大丈夫だから。
あっくんは部活行って?ね?

大会近いんだから
そっちに集中しなきゃ。』


「でも…」


『ここ数日は本当何にもないから。
付き合ってないって
分かってくれたから大丈夫だって。』


毎日のように送り迎えしてくれる淳宏に
これ以上迷惑かけられないと
思うようになってきていた。


「ん―…。
確かに部活も行かなきゃだし。
麗に何かあったら
先輩たちにに絞められるし……

先輩………!」


淳宏は少し考え込んでいた。
そして誰かに電話をかけた。