ケータイ小説 野いちご

とある先輩の、歪んだ狂愛。

recollection.1
歪んだ気持ち

周side




「お前最近どこ行ってんだよ周」


「もしかして女でも出来た?」



女、って言われればそうかも。

まぁこいつらが言ってる「おんな」とはちょっと違うけど。



「別に?ただの暇潰し」



3年のクラスが並ぶ3階校舎、3-Dの左隣は空き教室となっていて。

そこに必ず集まる4人組がいる。


3年のA組からD組、それぞれの代表格とも呼ばれる男で集結されたもの。


まぁそのB組代表が俺、高槻 周なんだけど。



「なぁ周。B組の矢澤、俺のクラスメイトが紹介してくれってうるせぇんだけど」


「別にいいけど俺喋ったことないよ」


「お前ならホイホイついてくるだろ」


「それ言うなら廉だって同じようなもんでしょ」



自分で言うのも変だけど、容姿端麗、ただそれだけで最初は目立っていた俺達。

それがいつからかこうして集まるようになって。


最初はもちろん女子達が鬱陶しくて逃げ場を作ったようなもの。




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