ケータイ小説 野いちご

とある先輩の、歪んだ狂愛。

recollection.1
歪んだ言葉





“高槻 周に近づくな”


“淫乱ビッチ”


“地味ブス冷淡ロボット”



やっぱり案の定エスカレート。

今度は下駄箱に留まらず、机と椅子、ロッカーにまで貼り出される始末。


こんなのは十中八九予想していた事だけど…。



「ねぇあんたアマネ先輩と仲良いってほんと?」


「…誰、それ。知らないけど」


「とぼけんなよっ!!こっちは見てんだよ…!!」



わたしは仲良いなんて思ってない。

それに仲良くしたいとも思ってないし、いつもいつも絡んでくるのはあの人だ。


それなのにこうしてわたしに全てが当たってくるんだから理不尽にも程がある。



「あんたみたいなブスが近づいていい人じゃねーんだよ!!」


「…わかった、もう近づかないから」


「そのスカした顔…!ほんっとに腹立つんだよ…!!」



ガシッと髪を引っ張られて強引に振り回されて。


あぁもう散々、髪切ろうかなぁって別のことを考える。

そうして乗り越える毎日。




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