ケータイ小説 野いちご

彼の溺愛 致死レベル

氷牙の思い







☆氷牙side☆



その日の夜。




うわあぁぁぁぁぁぁ。




『あの総長、ムカつく!!』って

叫びてぇぇぇぇぇぇ。




今すぐ海まで、バイクを飛ばして


呑気に泳いでる魚が
びびって海上に飛び跳ねるくらい

イライラマックスな心の叫びを
海にぶつけてぇぇぇぇ!




それができない理由は……



30分前。


ゾルックの女鬼マネージャーから


『綺月(きづき)と氷牙のダンス
 全然合ってないじゃない!
 こんなんで、全国がデビューできると
 思ってるの?』と、雷が落ち



今は事務所に併設された
ダンスレッスン部屋で

ノロケバカと二人で、
居残り監禁状態だから。



< 68/ 350 >