ケータイ小説 野いちご

彼の溺愛 致死レベル

ホームパーティーのはずが







☆氷牙side☆




「あれ~? 氷牙さ、
 みくるちゃんが来てないじゃん」




夜の7時。

千柳の家の、だだっ広いリビングで。


L字の超高級ふかふかソファーに
腰かける、俺と綺月。




「ゾルックの魔王様が、
 俺達に言ったんじゃなかったっけ?」


……うっ。



「みくるを紹介したいから、
 ホームパーティーするぞ!って」



確かに……

言ったけどさ……




八重歯を悪そうに煌めかせる
俺様高校生に、くどくどといびられ

俺は、吠え返さずにはいられない。





「みくるは用事があるっていうんだから、
 しょうがないだろ?」


「本当に、そんな理由かねぇ?」


「そうなんだよ!」



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