ケータイ小説 野いちご

美しい夢を君とⅡ

7
鳳竜の姫




「玲夜!!!!!!」





バッと起き上がると自分の部屋にいた






そして誰かが階段を駆け上がってくる音





「美夢!」




「青空くん、、、」




手を伸ばすと優しく抱きしめてくれる





「玲夜が、みんなが死んじゃう。助けに行かないと、、、」


「大丈夫、大丈夫だから。みんな今は龍音の倉庫にいるから」


「でも、私を助けてくれた玲夜が刺されて、、」


「美夢落ち着いて。それは夢だよ」







夢?







そっか、、、







夢か、、、






「よかった、、、」



「うん。大丈夫だからね。なにか飲む?」


「ココア飲みたい」


「ん。待ってて」




頭を撫でてから部屋を出ていく青空くん





ふと自分の服装を見ると制服のままだった




ワイシャツのボタンが閉められている




それに胸の締めつけもある




誰かが付けてくれた??






「お待たせ。はいどうぞ」


「ありがとう。ねぇ私のワイシャツって誰かが閉めてくれたの?」


「ワイシャツ?あぁ結華じゃないかな」




そっか、結華たちも来てくれてたんだ





「みんなに迷惑かけちゃったな、、」


「誰も迷惑だなんて思ってないよ」


「でも、みんなに謝らなきゃ」


「みんなはありがとうって言ってほしいと思うよ」




優しい笑顔でそう言ってくれる青空くん



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