ケータイ小説 野いちご

美しい夢を君とⅡ

6


ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー


「美夢ちゃんって名前美しい夢って書くくせに全然女の子っぽくないよね。美しくないっていうか、いつも外で走り回ってるし。服とか汚れてさ、なんか汚いよね。」



「ほんとそれね。汚ーい」





私に聞こえないように話してるのか、または聞こえるように話しているのか



てか外で遊べばそりゃ服も汚れるでしょ






その子たちの方を見ると



「やだ、見られた~。何あの顔~。睨んでるじゃん。全然美しくないよね、あれじゃ悪魔だよ。

あ、あむって名前の方がいいんじゃない?悪魔の夢で悪夢」



「それ最高~!」




そう言って教室を出ていく二人の女子





なにが悪夢だ。ふざけんな。







「おーい、柚月~、ドッチボールしようぜ~って顔こわっ!お前その顔悪魔みたいだぞ!なぁみんな!」




男子が言った言葉にクラスメイト達が私の方を向いた





「ほんとだ~。美夢ちゃん怖いよ~」「柚月こっわ」





だからなに?





「ほら、やっぱり名前変えた方がいいんじゃない?柚月悪夢さん」





さっきの女子が教室に入りながら言ってくる





「悪夢ってなんだよー!」




楽しそうにそう聞く男子




「悪魔の夢で悪夢!いい名前でしょ!」



楽しそうに答える女子




「おもしれーな!!よし!今日から柚月の名前は悪夢だー!」





そしてそこから私はクラスメイトたちに悪夢と呼ばれた






< 1/ 410 >