、、、疲れた。

今日もいつもと変わらず勉強三昧。高校生なんだし、当たり前か。
家に帰ってきても、定期テストもあるし勉強はしなくてはいけない。

気分休めにと、外に行くことにした。

、、、ん?あれ、椿じゃね?誰だ隣にいる男子は、、、。あぁ、一条か。
でも、なんで二人っきりでカフェにいるんだ、、、?
完全にカップルがやることではないか。

まだ、二人は付き合ってないはずなのに、、、。
だって、椿からそういうオーラがまだ出ていないから。

これではのぞき見しているようになってしまうので、さっさと前を通り過ぎることにした。
どうせ見ていたって、俺にとっていい方向に行くと思えない。

俺は他のやつらと違って椿のことがずっと前から好きだし一番近くで見ていたけど、未だに告白できていない事実は変わらない。
さっさと告白しちゃえばいいんだけどな。

そんなことを考えているうちに、一条はいなくなっていて、椿は、、、棒立ちしていた。
、、、は?いやいや、なんで棒立ちしてんだ?
誰がどう見ても突っ立ってるだけ、思考停止、って顔に書いてある。

まさか、と嫌な考えが頭をよぎってしまった。

一条が告白したのか、、、?