「そうそう、それでね動物園行ったんだ。超かわいかったよ~。今日から気合入れなおして勉強頑張らなきゃ!!」


ただ今私、日奈に昨日のことを報告していたところでおります。


「、、、どうかした?」


特に反応がなかったので、聞いてみた。


「いや、今日は一条と一緒に行けたらもっと楽しかったのになー、って言わなかったから。」

「あ、そりゃ思ってた、、、よ?」


ていうか、いつも言ってたんだ。自覚なかった。


「最後にハテナマークついてるよ。自分でもなんでか分かんないんでしょ。」

「そ、そんなわけないじゃん。私が好きなのは一条だけ。」


、、、そうだよ、絶対そう。


「そっか。」

「うん。」


何がそんなに不思議なんだろう?私が一条以外を好きになることなんてないのに、、、。


「そういえば、今日って一条くんの誕生日だよね?」

「うんっ!!」


日奈に聞かれた私はそう答えた。