、、、可愛い。

目の前にいる立花椿という人物が可愛すぎて、真面目に死にそう。


「いただきますっ！　うぅんんっっ、、美味しいっ！！」


宅配ピザでもここまで喜んでくれるとは。
ちなみに、もちろん俺がおごった。

こんな反応をしてくれるなら毎日でも持って行くのだが。


「あっ、海飛！　私そっちも食べてみたいっ！」


俺の方にあるピザを指さして言うので、俺が口のところまで持って行ってやった。


「はい、あーん。」


ぼぼぼぼぼっと、顔が赤くなりながらもパクッと食らいついた椿。


「おいしいっ！」


ニコニコ言いながら口をもぐもぐと動かす椿。


「マジ？」

「えっ！？　うそでしょ、これが美味しくないの！？」

「ううん、まだ食べてなかったから。」


これはホント。だって、美味しそうに食べてる椿を眺めてたから自分の分を食べるの忘れてた。


椿が一口食べたのを俺もパクッと食べた。


「ホントだ。うまいね。」


さすが椿の舌だ。絶対に間違うことはない。
好みが同じことも影響しているんだろうけど。