「こ、こんな綺麗なドレスっ……」

「はぁ、可愛い……僕、生まれてきて本当によかった……」

そう言いながら、高級そうなカメラで私のことをパシャパシャと撮る玲くん。

「天使……いや悪魔……?やば、あ”ー……幸せ……やばい尊い……神様……女神尊い尊い……」

な、なんか女の子が推しにいう、尊いみたい……。

「へ、変なこと言ってないで、早く元の服にっ……」

「だめだよ。いまから、父さんと母さんに紹介しに行くんだから」

「えぇ!?そ、そんなの聞いてないんだけどっ……!?」