ケータイ小説 野いちご

ドライブスルー彼氏

ドライブスルー彼女

自宅に戻ってまずしたことは、ドライブスルー彼女の場所を突き止めることだった。


幸いにも都市伝説のサイトへ行くとそれは書かれていて、すぐにわかった。


驚いたことにドライブスルー彼氏が設置されている場所からそう離れていないようだ。


それなら問題はない。


家から抜け出すのもなれたものだし、後は利用時間になってあの場所へ行けばいいだけだ。


少し緊張するけれど、それはあたしが男性経験がないせい。


でもそれは武器にもなる。


初めてだとわかれば相手だってケチケチしていないはずだ。


お風呂に入って念入りに体を洗いながらも、あたしはまだ自分がしていることが信じられなかった。


靖くんからはあれから何度も連絡があった。


そのすべてがあたしを心配する内容だ。


なにも心配することはない。


あたしは自分で決めたことをするだけだ。


そしてこれからの明るい未来に向けて必要なことをしようとしているだけなんだから。

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