数日後、私と夜毎は、久遠が所持する、別荘にお引越しして、二人きりの同居生活がスタートしようとしていた。

 引っ越しの片付けなどは終わり、とてもふわふわしてるソファにちょこんと座って、ずっと疑問だったことを夜毎に問う。

「あ、あの、わ、私が好きって、いつから?」

「っ!あ、会った時からだよ!会った時から」

 まさかの言葉に、ドキッとする。

「お前が……俺と遊んでくれた時から……」

 ふふっ、夜毎、珍しく顔赤いなぁ。